子どもに愛を伝える読み聞かせ

2014年1月7日

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金沢市の幼児教室EDUCAREで行われた、たずこ先生の講演会を前回に引き続き、紹介します。
後半は絵本の読み聞かせ。情感たっぷりの先生の声はお伝えできませんが、内容を加筆してお伝えします。

今回の講演会はお話だけでなく♪はじまるよ♪はじまるよさぁはじまるよ♪の、手遊びも交えながらの楽しい時間になりました。子ども達とママはみんなで手拍子を始め、一緒に口ずさみ、会場がひとつになりました。
それでは楽しい時間の始まりです。私の大好きな絵本(下記参照)を4冊紹介します。
最初は『八郎』。秋田県の八郎潟がなぜ出来たのか?その由来の物語です。自分は何のために生まれてきたのか…そう悩んだことのある方なら、八郎の悟りに共感できることでしょう。すごく良い本です。八郎は、人々を救うため自ら八郎潟へ身を沈めます。このお話は、読み聞かせなら5歳児さんからオススメです。次に『ぼく』。がっかりした時や自分が嫌になった時に、「ぼく」のことをもう一度ゆっくり考えてほしい…。自分はかけがえのない存在です。続いて『モチモチの木』。豆太は、夜中にひとりでおしっこにもいけない弱虫な男の子。でも、大好きなじさまのために…。真の勇気、本当の優しさや思いやりとは何かを問いかける感動の絵本です。最後は皆さんご存じの『おばけのてんぷら』。うさこは食べることが大好き。今日はいっぱい天ぷらをつくることにしました。ところが、うっかりまちがえて、眼鏡を落として天ぷらに。危うくおばけも天ぷらに…。

読み方に上手い下手はない
習慣化できればベター

絵本は、偉大な力を持っています。大好きな人に絵本を読んでもらう時間と空間は、何よりの情操教育となります。ママの絵本の読み方に上手い下手はありません。子どもに気持ちを込めて読んであげてください。そして、ほんの数分でも良いから毎日読むのを習慣にできるとベターです。しかし負担にしてはマイナス。読めるときにで良いですよ!

感想は聞かない
親子で未知の世界へ

たずこ先生の子育てレター

子どもが安心できる居心地の良い場所で、ゆっくり読むこと。また、言葉のないページや少ないページもゆっくりと絵を見る時間をとってください。絵が物語っていることもあります。挿し絵は内容の理解を高めるだけでなく、フィクションを身近に感じさせてくれます。読み終わってから感想は聞かない。感想を聞いてしまったら、せっかく心の中に広がった世界が台無しです。お話の余韻を大切にしましょう。
絵本との出会いは、子どもにしてみたら、素敵な未知の世界との出会い。知的好奇心が育まれ、知恵や知識がつきます。ですから、安心できる人と一緒にその世界に行けるということは、それだけで大きな価値になるのです。一番大切なのは、子どもたちと一緒に楽しみながら読むことなんですね。

先生オススメの絵本

たずこ先生の子育てレター

斎藤 隆介・作
滝平 二郎・絵/福音館書店

たずこ先生の子育てレター

竹田 まゆみ・作
渡辺 有一・絵/教育画劇

たずこ先生の子育てレター

斎藤 隆介・作
滝平 二郎・絵/岩崎書店

たずこ先生の子育てレター

せな けいこ・作・絵
ポプラ社