命の尊さを伝えよう

2010年10月23日

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しばらく講演会の模様をお伝えしてきました。
小松では皆さんの元気な姿に、私もパワーをいっぱいもらいました。
あらためて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今号からまた通常のスタイルに戻ります。
さて、近年辛くて悲しくなるのが、人の命を軽視した事件が相次いでいることです。

 残忍で悲しい事件が各地で相次いでいますね。現代社会は物質的には豊かで恵まれているようでも、潤いに満ちた感情や情緒というものが日々失われてきているように思えてなりません。「生命尊重の心を育む」には、幼いうちから。私たちは何を実践すればよいのでしょうか。

 まずはママ・パパが、自らの生命の尊さを十分に認識することが大切です。生命というものをどのように考え、それをどう守り育てていくのかという自分なりの答えを見つけてほしいのです。親の態度や言葉が、子どもに大きな影響を与えます。大きくなってから「こんなはずではなかったのに…」となる前に、しっかりとした考えを持ち、子どもたちに伝えていくという自覚を持ちましょう。

 確かな生命観を持つためにも、親子で日ごろから実践してほしいことがいくつかあります。一つは、社会的に弱い立場にある人、例えばお年寄りや心身のハンディキャップを持った人たちをいたわること。バスや電車に乗っても、席を譲れない人が増えていますね。折にふれ、人を思いやる心を親も学び、子どもにも教えてあげてください。

 もう一つは動植物や自然を愛する気持ちを養うこと。満天の星空を眺める素晴らしさ、野に咲く草花が放つパワー、トンボやチョウチョウが元気よく飛び回る姿…お金では買えない体験を積み重ねてください。これらの体験を通じて命の大切さ、はかなさを教えてあげてほしいのです。

 私たち大人が今こそ原点に立ち返り、子どもたちに生命の尊さをしっかり教えていきましょう。優しく温かな心を持った子どもを育てるために、今日からできることはすぐにでも実践してみませんか。