笑顔あふれる一年に
この号は2010年末の発行ですが、皆さんはいつごろこの原稿をお読みになっているでしょうか。
新年を迎えてから、手にとっているママさんも多いことでしょう。
子どもたちの明るい未来のために、私たち大人が頑張らねばなりません。
2011年もともに励みましょう。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
皆さんにとって2010年はどんな年でしたか?
社会全体を見渡すと、明るい話題の少ない一年だったかもしれません。このような世相ですと、暗い気持ちになってしまがちですが、今年こそは明るくいきたいですね。そこで今一度見つめ直してほしいのが、かわいい子どもたちの明るい笑顔です。
私たちは子どもの笑顔から、数えきれないくらいの幸福を贈ってもらっています。幼い命を通じて多くのことを学び、子どもたちから教えられて、大人も日々成長しているのではないでしょうか。
子どもという存在は、ただそばにいてくれるだけでいいのです。我々を癒してくれるのです。「森林浴」ならぬ 「子ども浴」という言葉を知っていますか? 子育て進行中の皆さんは、日々「子ども浴」をさせてもらっていると言えます。保育の仕事に携わる職員や私たちも一緒です。
子どもの笑顔がますます輝くように、すくすく・のびのびと育つように、私たちは温かく見守り、純粋な気持ちを育んであげたいですね。
もう一つお話を。講演会でもよく言うのですが、老若男女を問わず人の笑顔はとても気持ちのいいものです。大人の皆さんも、一人でも多くの人に笑顔で接しようと意識していますか? これを「笑顔の種まき」といい、毎日これを意識している人は、たとえ最初はぎこちなくても、いつの間にかピッカピカの笑顔になれるのです。笑顔の種まきを続けていると、やがて自分自身と周りの人の心を耕し、明るい雰囲気を作り出していきます。自分の笑顔で周りを幸せにできたら最高ですね!
今年は笑顔の輪を広げ、ぜひみんなで楽しい一年を過ごしましょう。