子どもの五月病、無理せずに休息を
皆さん!4月からの新生活には慣れましたか?
毎日元気に楽しく笑って過ごしていますか?
「(園に)行きたくな~い」 と言っているお子さんはいませんか? あれれ? 五月病かな?
「五月病」 といえば、かつては新入社員や大学の新入生が五月の連休明けのころに、やる気をなくしてしまう状態を指していましたが、今は中高生さらには小学生、幼児へと低年齢化が進んでいるそうです。
新しい環境に適応しようと頑張りすぎた結果、心や体に変調を引き起こすこともあります。そんな場合は子どもの許容量以上の大きなストレスがかかっていたのですから、まずは心も体も休ませてあげることが必要です。
もし日常生活の中で〝手がかかること〞が増えたとしたら、それはSOSのサインかもしれません。例えばちょっとしたことでイライラしたり、言動が乱暴になったり、お友達とのいざこざが続いたり、「(園に)行きたくない」 と訴えたり、お友達と遊ぶのを嫌がったり、急に甘えん坊になったり泣き虫になったり、下痢や発熱などの症状はないのに 「おなか痛い」「あたま痛い」 と言ったりなど、いろいろな症状がみられることがあります。
思い当たるところがあれば、五月病かもしれません。ただ多くの場合それほど深刻ではなく、一過性の場合が多いのです。だから安心して、次の心構えやストレス解消方法を試してみてくださいね。
*ゆったり過ごさせよう
少しずつ環境に慣れさせていくつもりで、ゆったりと過ごさせることが、とても大切です。
*親子で体を動かそう!
「フィールドアスレチック」のある場所に出かけたり近所でキャッチボールや散歩したり、親子で体を動かして汗を流しましょう。
*話を聞いてあげよう!
園でどんなことをしたかなど話をじっくり聞くようにしましょう。
*スキンシップをとろう!
一緒にお風呂に入ったりゲームをしたり、親子で触れ合いましょう。
お子さんの変化にすぐに気が付くように、日ごろからお子さんの様子をよく見てあげてください。子どもから親に何でも話してくれる、そういう信頼関係を築きましょう。家族との安心できる時間がやる気の根源です。
「あなたのことがとても大切。大好き」と言葉で伝えましょう。
先生のお手紙(要約)
- 五月病は一過性、ゆったり構えて。
- 休日には、親子で体を動かそう。
- じっくり子どもの話を聞こう。
- 親子のスキンシップを。
- 「大好き」と言葉で伝えて。