スマホとのつきあい方

2014年10月25日

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あるママから相談を受けた、県内のとある公園での出来事です。「ママ友たちは全員がベンチに座り、スマートフォン(以下、スマホと略します)を見ることに夢中、子ども達はそれぞれが自由に遊んでいます。目を離していて平気なのでしょうか?」。
全然、平気じゃありません。ママ、スマホを見るより我が子を見て!

便利なスマホも
依存すると危険に

世界的にスマホが普及している現在、スマホに夢中になるあまり、まともに子どもの相手をしない親が増えているとのこと。子どもから目を離したすきに大けがをする事故が起きることもあります。
スマホは確かに便利。しかし依存しないようにしたいものです。ゲームやライン、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などでも、知りたい事を何でも検索できて便利ですが、夢中になりすぎ、本来しなければならないことができなくなるのは問題です。特に授乳中までスマホ片手にとなると、赤ちゃんが表情や感情表現のない「サイレントベビー」になってしまう恐れさえあります。

ネットでは探せない
子育ての答え

最近は、スマホのインターネットで育児情報が簡単に手に入ります。知りたい事柄のキーワードを入力して検索すれば、同じような悩みが書きこまれたページがすぐ読めます。そのこと自体は決して悪いことではありません。しかし、その子の個性にあった育て方はネットで探せるものではありません。
子どもの育ちは千差万別、子どもにはその子らしく育つ力が潜んでいます。それを見つけ、子どもと共に歩む試行錯誤の旅のようなものが子育てではないでしょうか。手軽なスマホを使ってつい正しい情報を求めてしまう気持ちも分かります。しかし子どもと一緒に試行錯誤することで、ネットでは探せない、あなただけのオリジナルの育児方法が見つかるはずです。

たくさんの経験を通して
第六感を育もう

子育てで大切な「見る」、「聞く」、「触れる」、「味わう」、「嗅ぐ」という五つの感覚の育ちに加えて、第六感という感覚もあります。第六感とは見えない何かを感じる能力、心で感じる能力です。幼少期は人間としての基礎・土台を作る重要なとき。たくさんの経験・体験をさせてあげて、目には見えない「感じる心」、「思いやりの心」を育てたいものです。
公園でまで、ママがスマホに夢中になっていては、事故の危険はもちろん、子どもの五感や第六感を育てる貴重な機会を失うのではないかと心配です。