親も一緒に成長したい

子どもは、親のささいな行動・言動でも見逃さずに観察し、スポンジのごとく吸収してしまいます。
親も完璧な人間ではないので、すべてを吸収されてしまうことはとても恐ろしいことです。
それだけに、私たち親は常に「自分の行動に責任を持つこと」を意識しなければならないと思います。

子どもをじっと眺めていると、鏡に映った自分自身の姿があります。親になり、人生勉強の再出発の機会を与えられた─それが子どもの誕生だと思うのです。この機会に感謝しつつ、子育ての中で学びを得たいものですね。

「育児は育自」という言葉を耳にしたことはありませんか? 『育児』つまり子育ては自分をも育てるということです。子どもの心や本来の素質、個性や可能性を無視して幼稚園から大学まで有名校に通わせ、大企業への就職を目的とした親の身勝手な子育て。肩書きや学歴を優先、尊重する社会は、子どもが育つ環境として最悪なものになってしまうのではないかと危ぶまれます。こうした環境で育った子どもたちが自我に目覚めたとき、おそらく今までのストレスが一気に爆発し、その矛先は自分より弱い立場、力のない人へと向かい、自分自身をもコントロールできなくなってしまうのではないでしょうか?

乳幼児期は人間の基本を作る大切な時期です。その子どもが育つ環境は社会や地域、家庭によって作られます。幼稚園や保育園、家庭、地域社会が各々の役割を明確にし責任を持って子どもと関わることで、豊かな心や思いやりのある人間を育てる環境が形成されるのだと思います。

子どもたちの豊かで平穏な環境のためにも「教育」は「共育」、「育児」は「育自」。私たちも子どもとともに成長していきましょう!