子育ての悩み”さとぱんまん”にまかせなさい!(vol.11)

2016年12月25日

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6歳の男の子ママからの相談

この春、息子が小学校に入学します。親も子も初めてのことなので不安でいっぱいです。
さらに最近、息子がやたらと甘えてきたり、逆にちょっとしたことで暴れたりするので、ますます心配です。

さとぱんまんからのアドバイス

新しい世界へ飛び込んでいく期待と不安が入り混じって不安定になるのは想定内。
「できていない」と焦るより「できている」ことに注目しよう。

子どもは親の気持ちをお見通し
「できてる!」に発想を転換

 おお〜!よくぞここまで育ててきた!育ってくれたことにあんやと(ありがとう)です♡
 親子ともども新1年生!ピカピカです!新しい世界へ飛び込んでいく不安は大人でも多少なりとありますから、お子さんにとっても「うれしいと不安」が入りまじるのは不思議じゃないと思います。
 さて、そんな中で入学を迎えるわけですから、親の気持ちをお見通しの子どもが不安定な状況になるのは想定内。入学してから学校生活に早くなじむためにはどうしたらいいのか、考えてしまいますよね。
 しかも親はその道を経験しているから、その道で何らかのストレスがかかっていた人ほど不安は大きくのしかかってきます。
 朝起きてからの身支度、朝食、通学、宿題、帰ってから寝るまでや次の日の準備など考えただけで…になりますね。そのほかにも準備したいと思うことは山ほどあるでしょう。
 でもね、子どもがストレスフルにならない(苦労しない)ようにと思って焦りだすとアウトです〜。「あれもこれもできてない」という発想から、「あれもできてる」「これもできた」に発想を転換しませんか。
 まずは、わが子に今何が必要なのか考える。その中で一つだけでもできていれば上等!完璧じゃなくてもいいんです。

睡眠不足で不安定になることも
まずは親も子も眠ること

 子どもが入学してからストレスフルにならないための準備ってなんなんでしょう?
 一般的に多い相談は就寝時間。低学年くらいまでの子どもの睡眠時間は、大人と違って10時間くらいあったほうがいいといわれています。それはイライラする気持ちを抑えてくれる物質(セロトニン:幸せホルモンと呼ばれている)が眠ることで分泌され、心身ともに健康な身体をつくる素となるからです。
 けれども、遅くまで仕事をしている大人の事情など、様々な状況で眠れないことがあると、その分泌はままならず、不安定になる要素になりかねません。
 家族全体の生活形態にかかってくる問題だけになかなか改善ができないまま過ごしている家庭も多く見受けられます。つまり、「サザエさん」のような環境ではない家庭が多くなっているということなのです。
 ただ、子どもが今から生きていく上で、失敗しても自分で対応できる力をつけていけるよう考えてあげられたらいいですね。その第1歩が、親も子も眠ることなのかもしれないと私は思います。

今回の回答者

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津幡町社会福祉協議会
子育てたまり場親子サロン親子支援センター長

村中 智恵さん

3男1女の母。元看護師。子育て中に多くのママから「家庭崩壊」も起こりうる悲痛な叫びを聞き、地域協働での母親支援に取り組むことに。石川県における子育て支援、母親支援の第一人者。