子育ての悩み”さとぱんまん”にまかせなさい!(vol.8)

2016年6月25日

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1歳の女の子ママからの相談

3人キョウダイの末っ子が天才的なイタズラ盛り。
早く園に行かせた方が才能が開花するのでは?とも思うのですが、「三つ子の魂百までも」というし、
3歳までは家でママと愛情たっぷりのほほんと過ごす方がいいのでしょうか?

「三つ子の魂百までも」と
「3歳児神話」

 ん~悩ましいですよね~私も考えます~(汗)。
 末っ子ちゃんは、自分は上の子たちと同じことができると思っているのだから、イタズラっ子は当たり前。わたしを見て~わたしが1番!の世界なんだから~。のびのび育ってます!
 子どもの性格を熟知していて、「愛情たっぷりのほほんと」育てることができるおうちだから、イタズラを天才的と言える。
 実際、「三つ子の魂百までも」はどうなのか?“幼いころの性格は年をとっても変わらない”ということわざで、無意識の感情で動いていた赤ちゃんから“ものごころ”という自我に目覚める期間、つまり人間としての性格の基礎ができる大事な時期だと私は思っています。
 ここで間違ってはいけないのが「3歳児神話」。これは“子どもは3歳までは常時家庭において母親の手で育てないと、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす”というものですが、これには合理的根拠はありません。

しつけや教育の刷り込みより
家族が笑顔で過ごすこと

 では、そんな大事な時期に叩いてしまった、夫婦喧嘩を見せてしまったら。後悔するなら大丈夫!私たちは神様ではなく人間です。
 そんなときもあるけど、大事なのはその後です。何にもわからない、感情のままで動いている赤ちゃんにこそ 「ごめんね」と思えるかどうか。
 思えない自分がいたら、自分自身のSOSに気づかなくてはなりません。誰かに「たすけて」を言わなければ、自分ばかりか子どもも苦しくなります。これは誰にでも起こる話です。
 「三つ子の魂百までも」は、しつけや教育を刷り込むのではなく、いかに「愛情たっぷりのほほんと」育てられるかどうかなんですよね。
 ということは、相談のママは上質の子育てをしているということ。
 ママや家族が笑顔で毎日を過ごすことができるかどうか、そこに尽きるのではないでしょうか?
 みんなが輪になって笑顔で過ごすことができる、そんな当たり前のことが難しくなっている現代社会。せめて、家庭内だけでも、そこにもっと心を寄せていかないといけないんだなぁといつも思っています。
 みんな!力のないときは頼らなきゃだめねんよ~勇気を出して「たすけて」って言ってみようよ!ふぁいと~!!

今回の回答者

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津幡町社会福祉協議会
子育てたまり場親子サロン親子支援センター長

村中 智恵さん

3男1女の母。元看護師。子育て中に多くのママから「家庭崩壊」も起こりうる悲痛な叫びを聞き、地域協働での母親支援に取り組むことに。石川県における子育て支援、母親支援の第一人者。