子育ての悩み”さとぱんまん”にまかせなさい!(vol.2)

2015年6月25日

4歳の男の子ママからの相談

夫の言葉の暴力でうつ病になり離婚、今は契約社員として忙しく働く毎日ですが、精神的にも疲れ、何も楽しいと思えません。
息子はかわいくて大好きですが、いつか自分の元を離れると思うと寂しくてつい甘やかしてしまいます。
また、私を気遣ってか父親のことは一切言わないので、かわいそうなことをしたのかと思ったりします。

4歳でも状況を察して
ママの癒しに

 よく投稿してくださいました!!
 良いお子さんですね~!かたいもん(良い子)や♡4歳なのに親の都合も、事情も、何を言ってはいけないかも、ちゃんと察することができている。それでいて、親の甘やかしを受けてくれている。 
 4歳児なりに考えて、折り合いをつけているんやなぁと思いました。大人顔負けです。「小さいからわからないだろう」ではないんですよね。その察し方は子どもそれぞれ。だけど、このお子さんはまさにママの癒しになっている。つまり親を助けてくれているんですよね。今は大変な環境だけど、良い子に育っています。
 ですが、ママが心配です。
 うつ病は風邪と同じように誰でも罹りうる病気です。サポートしてくれる環境があれば改善する場合もありますが、原因が夫という身内からの攻撃では逃げようもなく、私が同じ立場でも、きっと矛先を自分に向けてしまうでしょう。

自己肯定感が下がった状態
わかってくれる人に話そう

 うつ病と闘いながら離婚という道を選び、ご実家のご協力やお子さんに支えられて今日まで、さぞご苦労されたことと思います。
 しかも、今は何も楽しいと思えない日々のなかで、精神的に疲れてしまうというのは、もしかするともうギリギリの状態で、限界なのでは?と心配になりました。いつか子どもは離れていって、誰もそばにいなくなってしまうという気持ちがそのままご自身の現在の辛さと将来の不安となって溢れてきているように思えます。
 辛いときには誰でも視野が狭くなってしまうのも当たり前のことです。
 だからお子さんに対して甘やかしてしまうことや父親の話を一切しないお子さんがかわいそうと思うのも当たり前だと思いますし、結局それは全てご自身がご自身に向けて責めてしまっている言葉なんだなぁと感じました。
 人間だれでもしんどい場面に出くわすと落ちるのだけど、これがいわゆる自己肯定感が下がった状態。そんなときはだれかわかってくれる人がいたらいいなぁ~。今はそれがお子さんなのかもしれないけれど、お子さんも同じようにしんどいかもしれないので、できたら親や兄弟、友達や近所の人、子育て支援センターの相談員や専門家など、相性の合う人に話してみたらどうでしょうか?話すだけで整理がつくし、ご自身の心の中の目指すものが見えてくると思います。

今回の回答者

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津幡町社会福祉協議会
子育てたまり場親子サロン親子支援センター長

村中 智恵さん

3男1女の母。元看護師。子育て中に多くのママから「家庭崩壊」も起こりうる悲痛な叫びを聞き、地域協働での母親支援に取り組むことに。石川県における子育て支援、母親支援の第一人者。