何事もおおらかに

2011年2月24日

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時代が進み、保育も教育もどんどん目新しいことが増えてきましたが、育ちゆく子どもにとって大切なのは今も昔も変わりません。それは「ハート」です。
「このママなら、このパパなら一番愛してくれる」と、選んで生まれてきてくれたわが子をのびのびと育てるためにも、おおらかな心を持ちませんか。

子どもは誕生後、家庭や保育園・幼稚園だけで育てられているのでしょうか? 人は人だけで育てているのではありませんね。太陽や月、そして星の光、風のそよぎ、小鳥や虫の鳴き声、一輪の野の花や一粒の雨も…広い見方をすれば「宇宙全体、社会全体で育てている」ともいえます。

「わが子は自分だけで育てている」と思い込み、まるで自分の所有物のように大声で怒鳴りつけたり、反対に深刻に悩んでみたり…そんなときこそ「おおらかな気持ちでイライラしないで」「そんなに頑張らなくていいの」と、自分自身の心に“声かけ”をしてあげてみてください。ふぅーっと肩の力を抜くだけで、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

子どもにとっても、イライラしている親よりニコニコしている親の方が話しかけやすいに決まっています。難しく考えることはありません。子どもの話に耳を傾けるだけでいいのです。それだけで子どもはうれしく感じることでしょう。そして、余裕があったら、子どもの気持ちに沿うように“言葉のこだま”をしてあげてください。「○○がしたい」と訴えれば「○○がしたいのね」、「××だったんだよ」と言えば「××だったのね」というように。

子どもが世界で一番大好きなのは、ママとパパ。“花が咲く”ような両親の優しくて温かい笑顔に出会えたとき、子どもの真の幸せが生まれます。そして、その積み重ねによって豊かな心も育まれるのです。まずは鏡の向こうの自分ににっこりと、それから愛おしいわが子にも満面の笑顔を。忙しく慌ただしい日々の中にも、時折、ゆったりとしたおおらかな気持ちになることを忘れないようにしたいですね。