6歳の女の子のママから「毎朝『保育園へ行きたくない』と泣いたり、おなかが痛いと言ったりするようになりました。来春には1年生になるので、今のうちに休ませて一緒にいてあげたほうがいいでしょうか?」

2014年2月28日

Pocket

意欲を失っている状態
まずは自信を持てるように

親ならば、子どもには元気よく「楽しい!」と言って意欲的に保育園・幼稚園に通ってほしいものですよね。しかし、このお子さんは「園に通いたい」という意欲を失っている状態です。だからといって、「意欲を持つのよ!」と背中を押しても、意欲は湧かず、かえって、腹痛や頭痛など身体にストレスのサインが出てきてしまいかねません。
“意欲”を湧かせるためには、前段階が必要です。それは、“自信”を持っていること。「わたし(ぼく)ってすごいでしょ」という自信です。自信があれば自然に意欲が湧いてきます。また、この自信を持っていれば、少々のストレス状態にも耐えることができます。
でも、「自信を持ちなさい!」と言い聞かせても自信はつきません。“自信”を持たせるためには、またまた前段階が必要です。それは、“安心感・信頼感”を培っていること。「ぼくには居場所がある」「わたしはこの人に大切な存在と認められている」「ここは(この人は)ホッとする」といった感覚です。絶対的な安心感や信頼感を培っている人は、自信も湧いてきます。

感受性が強い子ほど
安心感・信頼感がカギに

20131225_1

※写真はイメージです。

今回のキーワードはこの「安心感・信頼感」です。
このお子さんは、もしかしたら、知らず知らずのうちに園やご家庭の「来春から小学校だから」という空気に、プレッシャーを感じているのかもしれません。もしかしたら、“安心感”を得ておらず、不安や恐れの状態におちいっているのかも? もちろん、親御さんは目いっぱい愛情をかけておいでることだと思います。
でも、感受性の強いお子さんほど、勝手に不安感を増していってしまうのです。
自分の思いを言葉で伝える力のあるお子さんです。「あなたのことが大切やよ」「大丈夫やよ」と心から安心感を与えられれば、高い力を発揮するお子さんになられると思います。
今は彼女にとっての「安心」を十分に体感させることが大切な時期です。そのことを最優先に対応を選ばれると良いでしょう。

先生のまとめ


無理に背中を押しても意欲は湧きません。
まずは安心感・信頼感を十分に体感させて自信を持てるようにしてあげましょう。
自信がつけば、きっと意欲も湧いてきます

info_bnr_event