3月生まれの年中女の子のママから「4月から年長児と合同のクラスに。保育所は喜んで行くのですが、保育参観などでは、親が一緒でないと活動に参加したがりません。小学校へ行けるかしら…と気がかりです」

2014年10月25日

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参加したがらないのも
心の成長段階の1つ

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※写真はイメージです。

3月生まれの年中さんということは、4月生まれの年長さんと2年くらいの差があるということになりますよね。
幼児期の2年差となりますと、発達に相当違いがあります。その子たちが同じクラスで過ごすという環境は、下の年齢の子にとって、とっても刺激的でしょうね。ちょっと上のお兄ちゃん・お姉ちゃんがすることをワクワクして見ているのでしょう。

しかし、行事になると参加したがらないとのこと。これは幼児期後期ならではの心理が働いているように思います。

幼児期前期(1~3歳)までは、内面に起こった感情を素直に外面に表します。人前であろうとなかろうと、泣きたかったら泣くし、怒ったら駄々をこねます。
ところが3歳を超える幼児期後期(3~6歳)になりますと、内面に起こった感情を素直に外面には表さなくなります。自分がどう見られるのか気になり出し、自分を守るためにイジけたり、ふざけたり、ウソをついたり…。人として高度になるのです。

受け止めてあげていれば
自信が持てるように

お子さんは、「年長さんと比べてできていないし、それを大勢に見られるのは恥ずかしい」と感じる段階に成長されているということではないかな?

それでは、「年長さんみたいにできなくてもいいんだよ。恥ずかしがらなくてもいいんだよ」ということを分かってもらうためにはどうしたらいいでしょう?
言葉で伝えても行動はなかなか直りそうにありません。

キーワードは「安心感」だと思います。おうちで、クラスで、「私は認められている。失敗したって守ってもらえる」という絶対的な安心感を得ること。
ご質問のママは、参加しない娘さんに「しょうがないなぁ(笑)」と笑って対応されているそうで、とっても素敵です。そんな感じで受けとめて過ごしておいでれば、来年年長さんになり、力をつけてきて、今のような心配はなくなると思いますよ。

先生のまとめ

幼児期後期は人からどう見られるかが気になりだす時期。今しっかり受け止めてお子さんが『安心感』を得られれば、年長さんになるころには力がついてきます。

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