4歳の男の子と2歳の女の子のママから「フルタイムで仕事をしているので、 仕事・家事・育児で毎日忙しく、ついイライラしがちです。なんとか感情的にならずにいようと思うのですが、なかなかできません。息子は私の顔色をうかがうようになり、子どもたちの寝顔を見ると反省して自己嫌悪になります」

2011年4月20日

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子育て困難感を左右する要因は…?

私は以前、地域の親御さんに対して「子育て困難感」に関するアンケート調査を実施しました。そこでは、「核家族である」とか「共働きである」といった家族構成や就労形態での差はみられず、困難感を高める要因は、「自分の時間がない」という ゆとり感のなさである、という結果を得ました。

たとえ、フルタイムで仕事をしていたとしても、心にゆとりさえあれば困難さは感じません。逆に専業主婦でも心にゆとりがなければ、困難さを感じてしまうのです。つい先日、下の娘 (もうすぐ2歳) がインフルエンザになり、私は5日間仕事を休みました。一日中グダグダとくっつかれ、やるべきことができない状況が続いたときには、片頭痛になるほどイライラしました。仕事中はこんなにイライラしないのに…。

心のゆとりを持つために「自分時間」を強く意識

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では、心のゆとりを持つにはどうしたらいいのでしょう? 「自分の時間」が一つのキーワードになります。「○○をしているとき、これが私の時間なんだ」と強く意識するのです。私はコーヒーを飲んでいるときやペットの犬をかまっているとき、そう思うようにしています。「自分の時間がある」と実感することで、自分を取り戻せるのです。

そんな余裕もないという方は、人としての基本的欲求(食・睡眠などの生理的欲求)が満たされていないのかもしれません。そんなときは少し子育てから離れて、睡眠をとるなどの応急処置も必要です。地域の子育て支援センターなどでは、親のリフレッシュを理由とした一時保育も可能ですから、利用してみてはいかがでしょう。心にゆとりを持って、子どもに笑顔を向けられるようになるためだったら、これも有効な手段だと思います。

先生のまとめ


一人っきりで子育てするのは大変です。
時には上手に手を抜いたり、他人に甘えたりして、あなた自身がラクになること。
それは子どもにとっても、幸せなことなのです

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