インフルエンザの予防接種に最適な時期はいつですか。また、必ず2回接種しなければいけませんか

2014年10月25日

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半井先生の回答
インフルエンザの予防接種は流行やピーク時に効果が高まる12月中旬までに。1歳以上のお子さんは2回接種を心がけてください。

インフルエンザの予防接種は
11月~12月中旬までに

インフルエンザは、毎年11~12月に始まり、1~3月頃にピークを迎えます。インフルエンザウイルスには、Aソ連型(2009年に流行した新型もAソ連型に含まれます)、A香港型、B型の3種類があり、シーズンはじめはA型、のちにB型の順に流行しますが、それぞれの型は毎年少しずつ変異するため、一度かかった人も免疫が充分に発揮されず再度かかることがあります。
インフルエンザの予防には、手洗いやうがいなども大切ですが、予防接種を受けることで感染の可能性を減らしたり、もし感染した場合でも重症化を防ぐことができます。
インフルエンザの予防接種は、例年10月中旬に開始します。ワクチンを接種してから2週間程で身体の中に抗体ができ、その後3~4カ月間効果が持続するので、予防接種は11月中、遅くとも12月中旬までに受けるようにしましょう。

幼児には4週間隔での
2回接種が最も効果的

ワクチンは生後6カ月から接種可能ですが、1歳未満の乳児への効果は明確ではないので、乳児よりも周囲のご家族の接種をおすすめします。また、1歳以上の幼児については、より強い抵抗力をつけるため、2回接種を心がけてください。1回目と2回目の間隔は1~4週間ですが、3~4週間が最も効果的といわれています。もし最適の間隔で受けられない場合でも、2回接種をお勧めします。4週以上空いても、あきらめずになるべく早めに接種するように心がけましょう。

半井 孝幸 先生

半井 孝幸 先生

なからい小児科クリニック 院長

信州大学卒業後、金沢大学医学部大学院を卒業。1991年より米国に3年間留学。2003年より現職。医学博士、日本小児科学会専門医、日本アレルギー学会認定専門医。