産後、肌のトラブルが多く乾燥肌になり シミやくすみが増えました。どうしたらよいでしょうか

2016年9月30日

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竹田先生の回答
洗顔などでこすり過ぎないように気をつけて、保湿や日焼け予防を毎日続けると、
産後のシミや肌荒れは半年〜1年ほどで戻ります。
焦らずに毎日のお手入れをきちんとしてください。

シミの多くは肝斑または、老化性色素斑によるもの

シミにも様々な種類がありますが、産後のシミやくすみの多くは肝斑によるものか、老化性色素斑によるものがほとんどです。肝斑は日本人の3割が潜在的に持っているもので、女性ホルモンが減少する産後は濃くなってしまうことがあります。この場合、洗顔などでこすりすぎるとより黒ずんでしまうので、泡でやさしく洗うことをおすすめします。
老化性色素斑の場合は、日常で紫外線を浴びていると、メラノサイトという物質が活性化して、シミとなるメラニン色素を生成します。
紫外線は夏が一番多いと思われがちですが、実は3月〜6月が一番危険。特に妊娠中は曇りでも日焼け止めをきちんと塗ることが大切です。
また、妊娠中に比べ、産後は女性ホルモンが減少するので肌の表皮がカサつき、さらに吹き出物(ニキビ)も出やすくなります。

美肌効果の高いビタミンCでシミ対策を

ニキビ対策には角質がつまりにくいノンコメドジェニックタイプの保湿剤をおすすめしています。他には、ブロッコリーなどビタミンCが多く含まれる食材をたっぷり取るとより効果的です。シミや乾燥の産後肌トラブルは半年〜1年でほぼ戻りますが、年齢に応じて戻りにくくなることも確かです。
うしても気になったり、早く良くなりたいということでしたら、ビタミンCのイオン超音波導入や内服薬など、自分にあった治療法もみつかりますので、きちんとした医療機関を受診することをおすすめしています。

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竹田 公英 先生

タケダスキンクリニック院長

藤田保健衛生大学医学部卒業、金沢大学医学部皮膚科学教室入局後、金沢医科大学皮膚科、金沢有松病院皮膚科などを経て、現在は医療法人社団竹英会 タケダスキンクリニック院長、理事長