乳歯に虫歯がありますが、 永久歯への影響について教えてください

2017年2月23日

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松本先生の回答
食事やおやつは時間を決めて食べること。
家族全員が協力して生活環境を整えましょう

乳歯の虫歯は歯並びや永久歯の虫歯にまで影響

乳歯が虫歯になると、隣の歯が傾きやすくなり、永久歯に生え変わる時に影響して、歯並びが悪くなります。また、虫歯の隣に永久歯がある場合、永久歯も虫歯になりやすくなるので、早期の治療が大切です。
母さんが、自分の歯の磨かせ方が悪いから子どもが虫歯に…と、自分を責めてしまう事がありますが、歯磨きだけでは虫歯予防にはなりません。大切なのは虫歯にならない環境づくりです。お菓子などをダラダラ食べ続ける事は特に注意です。食べ物が口に入っていると口内は酸性になり、中性に戻るまでに時間がかかります。常に酸にさらされていると、歯は脱灰(歯が溶けること)を起こし弱っていくので、食事やおやつは時間を決めて食べ、それ以外の時間は何も食べないように気をつけましょう。

まずは虫歯にならない環境づくりを

虫歯にならないように環境を整えることは親や祖父母、周りの大人が全員で協力してあげることが大切です。お菓子の出しっぱなしはもちろんいけませんし、冷蔵庫のジュースの管理にも気をつけましょう。
歯磨きは、食後少し時間をおいてからして、親が必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。虫歯になってしまった乳歯は、治療してから丁寧にデンタルフロスを使うとより効果的です。子どもは大人の真似をするので、まずは親が自分の歯磨きを丁寧にしている姿を見せて、一緒に楽しく磨く習慣をつけましょう。

松本 匠平 先生

匠歯科医院

愛知学院大学歯学部卒業後、金沢大学医学部附属病院、矢原歯科医院を経て開業。日本口腔外科学会、北陸SJCD会員、HolpS会員、C.C.C.S会員、第二種滅菌技士。