レントゲンで上の歯の真ん中に余分な歯があるといわれたのですが?

嶋先生の回答
前歯が捻転していたり、前歯と前歯の間のすきまが3mm以上あいているなど気になるときは矯正歯科医に相談されることをおすすめします。

抜歯の必要がある過剰歯前歯の生え方に注意

過剰歯
(左から)過剰歯1本、過剰歯2本、乳歯の上に過剰歯がある例

永久歯で正常な数を超えて存在する歯を過剰歯(かじょうし)といいます。乳歯にはまれにしか見られないのですが、最もよく見かけるのが永久歯の上の歯の真ん中に生じるのが一般的です。過剰歯の発生率は3%ほどで、埋まったまま出てこない場合もあるので、前歯の生え方に注意する必要があります。小学校低学年のレントゲンで見つかることが多く、ほとんどが過剰歯の抜歯(歯を抜く)の必要があります。前歯の歯並びを悪くしたり、かみ合わせが悪くなることがよくあるからです。ただ、歯を抜く時期は、過剰歯の位置によっては定期的に観察をして、遅らせることもあります。
過剰歯があるかどうかは、レントゲンを撮らないとわからないことが多いですが、前歯が捻転(ねんてん)してるとか、前歯と前歯の間のすきまが3㎜以上あることが、過剰歯の兆候になることがあります(7歳前後)。それらの症状が見られた場合には一度、矯正歯科医や、小児歯科医に相談するようにしましょう

しま矯正歯科 嶋先生

嶋 浩人 先生

医療法人社団 しま矯正歯科

新潟大学歯学部卒業、金沢医科大矯正歯科学教室を経て、2004年から現職。矯正歯科専門医。