「もっと気楽に」といわれても いろいろと板挟み状態でしんどい

2018年12月25日

  娘が2人。一緒に暮らす母親はしつけに厳しく、おそらく子どもという概念があまりなく、それを言っても全く通じません。
仕事をしているのですが、義母からは、それも否定されます。主人は育った環境が違いすぎて、理解してもらえません。他人から「もっと気楽に」と優しい言葉をかけられて、それを私が実行するといろんなものに板挟み状態になり、しんどいです。何をどうすればよいのか全くわかりません。自分的には気を抜いてやっているつもりです。

自分より他人のことを考えすぎるママへ。
自分がどうしたいかを大事に、周囲にある支援を上手に活用して

子どもと距離をおいて仕事へ行く姿勢がすばらしい

 今、お子さんはやんちゃ盛りですよね。少子化で、子どもが多かった昔と比べて目につくのか、子どもの行動について、ちょっと厳しい部分が多いなあと私も感じています。相談者さんも、気になりますよね。お母さんが子どもを叱るのを聞くと、自分が小さい時怒られた記憶がよみがえってきて、しんどいことがあるのかもしれないですね。
 あなたご自身は双極性障害(躁うつ病)とのこと。心の障害は目には見えないので、周囲に理解してもらうのは難しい部分もありますね。双極性障害は、気分が良いときと悪いときを繰り返すので、余計に自分も周囲も戸惑う部分もあるでしょう。心の病気になる人は心が弱いわけでもない、怠けているわけでもない。自分より他人のこと考えすぎてるだけです。まずはご自分のご病気とうまく付き合うこと、しんどかったら休むこと。人の言うことよりも、まず自分がどうしたいかを大事にすること。「子どもを見欲しいから、仕事に行く」と、しっかり、お子さんと距離をとろうしていらっしゃるのが大変すばらしいと思います。

母一人で子育ては無理支援サポートを利用して

 別に子どもを育てるのは母の仕事ではありません。幼稚園の先生、義父母、母、夫、いろんな人の手を借りて、みんなで育てていきましょう!育った環境が違うご主人に思い切って子育てを任せてみる、というのはいかがでしょう?だって、無理ですよ。母一人で子どもを育てるなんて。ご自身のご病気のこともあります。双極性障害の方をサポートする団体、双極性障害の親を持つ子どもをサポートする団体もあります。「精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその〝子ども〞の情報&応援サイト『子ども情報ステーションbyぷるすあるは』」というWEBサイトも参考にご覧ください。
 「私、ここまでできますが、ここからはできません」と相談してみてください。そういった支援団体とつながって、うまくサポートしていただきながら、子どもたちと良い距離を取りながら子育てをしていけると良いですね。

今回の回答者

藪下 佳代さん

藪下 佳代さん

心理カウンセラー。自身、両親との葛藤、夫との不仲、子どもの不登校などの経験を経て「生きづらさを感じている人が自分らしく生きる手助けをしていくこと」などをモットーに、多彩な支援活動を展開。